ナメクジが家の周辺に大量発生しました。
その時に「これがカタツムリなら、まだマシなのに〜」と私が言ったら、兄2人が反応
おぱむ「ナメクジも元々カタツムリだったんだよナメクジの腹をぶった切ったら、殻の成分が残ってる。だから、カタツムリもナメクジも同じだよ!」
私「またまた〜(笑)絶対うそだ〜」
おぬり「おぱむの言ってることは本当だよ。ナメクジの祖先はカタツムリと同じ陸貝の仲間だった。カタツムリから派生してナメクジに分かれたけど、体内に殻がある種類が一部いるのは事実。外見からでは分からないけど、腹を裂いたら分かる。」
私「そういえば、ナメクジもカタツムリも同じと聞いたことがあるような無いような。でも、カタツムリの名残があるとは知らなかった。」
おぱむ「えー?知らないの?ジョーシキですが〜?」
なになに、常識なの?
そんなナメクジの生態を細かく知らないんですけど(笑)
私「じゃあ、カタツムリから殻を取ったらナメクジになるのか。」
おぬり「...殻取ったら内臓が出てきて地獄絵図だろうね。知らんけど。」
知らんのかーい
やっぱり引っ張って取り出せないのね。
そういえば、ウミウシもナメクジじゃないの?
おぱむ「海で貝殻をなくしたか、陸で貝殻をなくしたかの違いじゃない?元は同じ貝類じゃない?」
流石にそこまでは詳しくないおぱむ。気になって調べてみました。
【ナメクジの進化】
海の貝→陸の貝→殻が退化してナメクジに進化。
【ウミウシの進化】
海の貝→殻が退化(したものもいれば、退化せずに残っているものもいる)
おぱむの予想は当たってました!!
ですが、パラオで発見されたナメクジは、遺伝子配列がスナウミウシ類なのに、陸上のナメクジへと進化した、世界初の陸ウミウシなんだそうです。
スナウミウシ類から派生したのは、およそ2300万年前〜500万年前らしく、気の遠くなるのような時間をかけて、進化していったのですね。
ん?つまりはどっちなんだ?分類上はウミウシで、ウミウシの名残があるけどナメクジってこと?
難しい
まあ、こういうのを勉強っていうんですよ(笑)
気になることがあれば、疑問をマインドマップのように繋げていく。そして無駄な豆知識が膨れ上がるという訳なのです。
日常生活でなんの役にも立たない知識ですが、会話の引き出しが増えるので、案外無駄ではないかも?
ぴいちゃんにも教えてあげると、より日常生活が豊かになりますね(笑)
ナメクジ最悪!って思うよりも
「これが殻を退化させて内蔵を収納したナメクジか!」という目で見ると面白いと思います。